西興部村 宮の森探鳥会・自然観察会

宮の森探鳥会 - H27春 -

5月は新緑の季節。野鳥のさえずり、春の息吹・・・。
 「宮の森」では、たくさんの生き物や植物が“春”を迎えていました。
   この日は、環境省自然公園指導員/山階鳥類研究所鳥類標識調査員/もんべつかいはつくらぶ代表の大館和弘さんを講師に迎え、「宮の森」の自然観察会を行いました。
  最初に、西興部神社の鳥居から「宮の森」中腹にある神社に向かう傾斜の散策路を歩きました。散策路の両脇にはツタウルシが何本もありました。大館さんから、「ツタウルシは向陽植物で、陽のあたるところに多く植生しています。春浅いこの時季、葉は開いていませんが、毒々しく、かぶれたら一週間は苦しみます」と教えていただきました。また、ウルシは揮発性があり、特に雨上がりの日にかぶれることがあり、要注意とのこと。

 神社からさらに散策路を上るとオオハナウドの群生地があります。6月には白い花が咲き誇るオオハナウドの群生は、「宮の森」の宝であると教えていただきました。
  また、「宮の森」の中腹には、桂の大木が群生しています。大館さんは、これたけ桂が群生している山は珍しいこと、桂は比較的水のあるところを好む樹木であり、桂のある「宮の森」は沢状の地形であると説明してくださいました。
 この日は、さらにスキー場頂上の四阿(あずまや)まで散策しました。その途中、「森の歌い手」とよばれるキビタキのさえずりや、「チョッチョビー」というセンダイムシクイのさえずりに耳を傾けることができました。

  最後に、大館さんは、この日の自然観察会を次のようにまとめてくださいました。
 「市街地からこのように近いところに山がある地域は他にありません。『宮の森』に関するガイドブックも3冊発行されています。このガイドブックは地域の財産です。『宮の森』の自然の豊かさを知ることにより、『宮の森』を大事にしていこうという気持ちがさらに強くなります。この『宮の森』を子どもたちとっての原風景として残していって欲しいと思います。」

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データ

日 時 :  2015年5月16日(土)  午前8時00分~午前9時20分
天 候 : 曇り
参加者 : 30名         
観察種 : 17種
            《夏鳥》キビタキ・アオジ・センダイムシクイ・ヤブサメ・ホホジロ・オオルリ
         ツツドリ・ウグイス・エゾムシクイ・アカハラ・キジバト
             《留鳥》ゴジュウカラ・シジュウカラ・ヒガラ・ヤマゲラ・ハシブトカラ・コゲラ

宮の森探鳥会 - H25冬 -

平成25年3月23日「冬の野鳥観察会」を開催しました。
日に日に陽ざしが暖かくなっていますが、開催日の前日にまた雪が降りました。
そのため、風が吹くと地吹雪になり観察どころではありません。
しかし、その雪のおかげで、宮の森の中にはたくさんの動物の足跡が残っていました。
エゾユキウサギにエゾリス、キタキツネ、もちろんエゾシカも。
動物たちの息づいている様子が想像できます。

樹木の枝の先々には冬芽がふっくら膨れていました。
春に向けて芽吹く力をいっぱいに貯めているようにも見えます。

「冬の野鳥観察会」と名うって開催しましたが・・肝心の野鳥があまり観られません。
ようやく見つけたゴジュウカラも少し遠い場所です。
なにか動くもの・飛ぶ影はないものか・・!と感覚を研ぎ澄ませていると、

ガサガサッ・・

なんだ!振り返ると、なんと目の前にエゾモモンガが!これにはみなさん感動でした!
しかも華麗な滑空のサービスつき。
同じ「飛ぶ」「動く」でもモモンガとなったら驚きです。
感動と興奮に包まれた観察会でした。

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宮の森は相変わらず雪深いです。

宮の森は相変わらず雪深いです。

風が強く、時折「地吹雪」が舞い上がります。

風が強く、時折「地吹雪」が舞い上がります。

それでも雪の森には観察ポイントがいっぱい!

それでも雪の森には観察ポイントがいっぱい!

静かな森に響く野鳥の声に耳を傾けます。

静かな森に響く野鳥の声に耳を傾けます。

小さな若木はエゾシカに食べられツルツルです。

小さな若木はエゾシカに食べられツルツルです。

かんじきを履くと、雪の森散策がより楽しくなります!

かんじきを履くと、雪の森散策がより楽しくなります!

コンセントの穴・・? これはエゾリスの足跡です。

コンセントの穴・・? これはエゾリスの足跡です。

朝の森は動物の足跡がたくさん残っています。

朝の森は動物の足跡がたくさん残っています。

データ

日 時 : 2013年3月23日(土曜日)
      午前9時00分~10時00分
天 候 : 雪 / ときおり強風
参加者 : 10名
確認種 :《野鳥》 ゴジュウカラ・コゲラ・カケス・ハシボソガラス
     《冬芽》 オニグルミ・ミズキ・キタコブシ・カツラ・ハルニレ
     《哺乳類》 エゾモモンガ・エゾシカ・エゾリス(足跡)・エゾユキウサギ(足跡)

宮の森探鳥会 - H24秋 -

木々が色づいて黄葉が鮮やかな10月に開催しました。
今回は講師として林業試験場の雲野先生をお招きしました。
雲野先生はクマゲラの研究をされており、宮の森に生息するクマゲラについて
今後の森づくりへのアドバイスをしつつ、森の生態を案内してくださいました。

しかし今回は朝から猛烈な強風。気を抜くと体が持って行かれる程です。
本来なら中止ですが、今回もたくさんの方が集まってくださったので時間を短縮して開催することに。
風が大きく木々を揺らすため、野鳥もあまり姿を現しません。しかし目をこらすと、ゴジュウカラや
ハシブトガラ、アカゲラなどが元気よく動いています。クマゲラが開けたと思われる樹洞を観察し、
大型のキツツキが森の生き物の住処をつくるというお話をして頂きました。
神社前を経由し、出発地点に戻りました。

最後にサプライズとして・・アオバトの登場!
この強風で樹にぶつかってしまったようで、木の根元に倒れていました。
全身が緑色のハトを初めて見た方々は目を丸くして観察します。
警戒心が強いこの鳥はなかなか見ることがありません。
この鳥には気の毒ですが、じっくりと観察させて貰いました。

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森が秋色づいてきました。

森が秋色づいてきました。

雲野先生の解説は「なるほど!」がいっぱいです。

雲野先生の解説は「なるほど!」がいっぱいです。

神社の拝殿も秋色にとけ込んでいます。

神社の拝殿も秋色にとけ込んでいます。

大きく開いた樹洞です。クマゲラが開けた?

大きく開いた樹洞です。クマゲラが開けた?

こんなところにも秋色が—。

こんなところにも秋色が—。

木の根元に落ちていたアオバト。貴重な観察教材です。

木の根元に落ちていたアオバト。貴重な観察教材です。

データ

日 時 : 2012年10月20日(土曜日)
      午前6時30分~7時10分
天 候 : 曇り / 強風
参加者 : 14名
確認種 : ゴジュウカラ・ハシブトガラ・アカゲラ
       アオバト(死骸)

宮の森探鳥会 - H24夏 -

夏の日差しが降り注ぐ8月4日、探鳥会を開催しました。
今回は8月3日~5日の日程で開催されているウッディサマースクールの参加者の方々にも参加して頂きました。
早朝6時30分。涼しい風が通りますが、風が止むとすぐに汗が噴き出します。

今回の観察場所は「宮の森」ではなく興部川ふるさと公園です。川の流れる音が涼しさを増します。
数日前までの大雨による増水の影響か、河原の草々はなぎ倒され、所々に水たまりが出来ていました。
足場は悪く歩きにくい場所もありますが、この水たまり、周りの泥には動物の足跡がたくさん残っていました。
キツネ、ネズミ、イタチ、エゾシカ・・まるで動物交差点。西興部にくらす動物の多さがよくわかります。
本州からきた子どもたちは興奮!村の方々も驚き! 「雨あがり」にはたくさんの発見がつまっています。
野鳥は・・あまり姿を見せず、やっと見られたのが対岸に止まるトビ。よく目をこらして観察しました。
青々と森が茂る季節ですから、野鳥の姿を見るのは難しいのです。

最後に、ウッディの参加者の方もいらっしゃるので、「木工」での野鳥観察の楽しみについて触れました。
「バードカービング」という野鳥をモチーフとした木工彫刻です。鳥の形に削り水彩絵の具で色づけします。
一見簡単そうですが、その野鳥の特徴をよく知っていないと作ることが出来ません。
ぜひチャレンジしてみて下さい。
森の美術館「木夢」の館内荷物置きの棚の上に寄贈された作品が展示されています。

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気持ちの良い朝。鳥見日和!

気持ちの良い朝。鳥見日和!

樹木にも注目。ヤマグワの実がなっています。

樹木にも注目。ヤマグワの実がなっています。

あ・・!足跡!

あ・・!足跡!

大きさから推測して・・なんだろう?

大きさから推測して・・なんだろう?

河原の草が倒れて、広く見渡せます。

河原の草が倒れて、広く見渡せます。

みんな並んで大注目!? トビを探します。

みんな並んで大注目!? トビを探します。

データ

日 時 : 2012年8月3日(土曜日)
       午前6時30分~7時30分
天 候 : 快晴
参加者 : 30名
観察種 : 3種 ( トビ・アカゲラ・ハシボソガラス )
おまけ : エゾシカ・イタチ類・ネズミ類・キタキツネの足跡
       ヤマグワの実、オオハンゴンソウの花

宮の森探鳥会 - H24春 -

雪解けが始まる5月に開催しました。
天気も気温も良好で、絶好のバードウォッチング日和。
樹木の若葉が芽吹き、少しずつ黄緑色が増えていく森の中を歩きました。

シジュウカラやコガラ、ハシブトガラなど小鳥が忙しく餌を探していました。
藪からはヤブサメの声。「シーシーシー・・・」
足下には冬の間に食べていた跡なのか、アカネズミが囓ったクルミの殻がたくさん落ちていました。
スキー場の中腹に出て静かに耳を澄ますと、ずーっと遠くの方から「ポポ・・ポポ・・」とツツドリの声が。
竹筒を叩くような音で鳴くからツツドリ【筒鳥】。みなさんと豆知識を共有です。
朝の西興部を眺め、ひとつ深呼吸をしてから森を下ります。
神社周りにはカワラヒワの群れがいました。
春の気配を感じつつの探鳥会でした。

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さぁ出発。

さぁ出発。

カラ類の声が聞こえます。どこだ?

カラ類の声が聞こえます。どこだ?

ほら!あそこ!   ・・え?

ほら!あそこ!   ・・え?

ミニ図鑑で確認です。この声はどの鳥・・?

ミニ図鑑で確認です。この声はどの鳥・・?

鳥の声を聞きながら朝の西興部を眺めます。

鳥の声を聞きながら朝の西興部を眺めます。

足下には桜の花びらが

足下には桜の花びらが

データ

日  時 : 2012年5月19日  
      午前6時30分~7時50分
天  候 : 晴れ
参加者 : 17名
観察種: 18種類
      キジバト・ツツドリ・ヤマゲラ・ウグイス・ヤブサメ
      センダイムシクイ・キビタキ・ハシブトガラ・ヒガラ
      シジュウカラ・ゴジュウカラ・ホオジロ・カワラヒワ
      アオジ・ニュウナイスズメ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス

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教育委員会 社会教育係