西興部村美しい村づくり条例

太陽と森の庭園村~美しい村づくり

策定の目的

市街遠景
西興部村では、平成11年度にこれまでの活動であった、我が村は美しく事業、花いっぱい運動等の村民活動とともに、オレンジ色に色彩統一した公共建築物整備、ヨーロッパの視察研修など、村民・行政あげての活発な展開を背景として、「美しい村づくり条例」が制定されました。
こ の条例では第6条に基本的かつ総合的な景観形成指針を村民の協力の下に定めることが規定されています。これは各種むらづくり事業において、村民、事業者、 行政が遵守すべき景観形成の方針を内容として定め、条例の周知と実行を役割分担しながら協働することを目的としています。

基本目標

小さいけど、大きなもてなしのむらづくり

基本目標

太陽と森の庭園村

全体方針

村の全体方針をご紹介します

西興部村の「らしさ」を大切にする

森に囲まれたまち
村の総面積の89パーセントを占める森林地帯。興部川と藻興部川によって創られた段丘の連なりが森の回廊を形成し、まちや農村の背景を彩っています。森に囲まれたまちを創出するために、緑溢れる空間の形成を目指しましょう。

まとまりのある市街地
まとまりのある市街地、丘陵地の背景に立ち上がるウエンシリ岳や札滑岳、派状性の台地に広がる牧草地帯などは西興部らしい風景です。それらを一望できる場所を整えましょう。

西興部村での「出会い」を大事にする

もてなしの心
西興部村には林業を営む旦那衆が創った庭園興楽園があり、一期一会を大事にした心遣いが脈々と生きています。もてなしの心を持ち合わせ、美しい庭園のむらづくりを目指しましょう。

交流拠点の整備
西興部村には2つの市街地があり、公共施設がきちんと整備されています。村外から人々が訪れ、交流の拠点となる公共施設周辺は、西興部らしさを創出するまちの顔として緑溢れる空間を形成しましょう。

西興部村での「自然」と「農業」を大事にする

身近にある自然環境
ウエンシリ岳をはじめ、興部川はまちの中を流れ、生活空間の身近に豊かな自然が広がっています。この自然環境を利活用していくワイズユース(*1)の視点を持ち、森林文化を育んでいきましょう。

手入れの行き届いた農業・農村
美しい実りの農業地帯は庭園(ガーデン)です。豊かなカントリーライフを自ら楽しみ、都会との交流を受け入れるファンのための準備をしておきましょう。

(*1)ワイズユース
賢い利用。自然環境を多目的に賢く使おうという考え方。
1971年、イランで締結された条約(ラムサール条約)の中で、自然環境の生態学的特徴を損なわずに、その恩恵を将来の世代に引き継ぐように活用することを「賢い利用」=「ワイズユース」を名付けたのが始まりです

西興部での「暮らし」を楽しくする

表通りとうら通り
まちの中を貫く国道239号沿いはまちの表通りとして、人々をもてなす
心遣いを演出し、生活空間としてのうら通りは日々の営みが垣間見られるような演出をすることで、快適な住環境を形成しましょう。

めざすべき姿

めざすべき姿
色彩の統一  街路樹  電柱撤去  歩道改修  緑化

問い合せ先・担当窓口

企画総務課 企画係