西興部村猟区管理協会

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酪農学園大学学生実習(2011年6月)

平成22年6月18日(金)~20日(日)、酪農学園大学の学生実習「生命環境学科2年生対象西興部実習」の受け入れを行い、環境システム学部生命環境学科の学生12名と引率教員2名、学生スタッフ8名の参加がありました。今回の実習は酪農学園大学と地域総合交流協定を結んでいる西興部村において、これまでの取り組み紹介とこれからの西興部村との連携した活動の推進が目的でした。

「生命環境学科2年生対象西興部実習」

シカの回収

シカの回収

 初日は移動のみで22:00頃、村へ到着しました。2日目は3:30に集合して、エゾシカ狩猟実習を行いました。
日の出直後、数頭のシカを目撃した後、牧草地に2頭のシカを発見。その距離50m。射手が車から降りて発砲準備に入りますが、シカはこちらを警戒して数歩、歩いては立ち止まり様子をうかがっています。その瞬間、発砲音とともにシカが首を下げて走りだしました。シカは20mほど逃走したところで、倒れこみました。その後、学生たちがシカの回収作業を行い「命の重さ」を感じました。続いて村内の解体処理施設で内臓摘出及び、繁殖学的資料を採取しました。
 
解体の様子

解体の様子

その後、9:00から村内の鹿肉処理施設をお借りして、狩猟資源としての解体実習を行い、剥皮・大バラシについて学びました。
午後は興部川の水環境調査を行いました。夜はエゾシカジビエ調理実習を行い、エゾシカBBQとローストを調理して試食しました。
    • 興部川

      興部川の水環境調査

    • 水生昆虫の同定

      水生昆虫の同定

 3日目は早朝、野鳥観察を行いました。この時期は樹木に葉が茂っているため、目視での観察は難しいため、鳥の鳴き声での同定になりました。その後、森林公園のオオハンゴンソウの駆除を行いました。
    • 野鳥観察

      野鳥観察

    • オオハンゴンソウの駆除

      オオハンゴンソウの駆除