酪農学園大学(2025年2月)

学生14名が参加し、当協会は現地スタッフとして同行・お手伝い・解体指導をさせていただきました。
今年は暖冬で気温が高く雪も少ないなか無事に実習を終えることができ、実習中は都度質問が飛び交い学生たちの楽しそうな様子が見られて嬉しく思いました。
また次回もお待ちしております!
※ この実習では一般社団法人 エゾシカ協会が実施するシカ捕獲認証制度(DCC)資格試験における、食肉衛生・寄生虫などの知識や、安全な銃器(模擬)の取り扱いに関する実技を学ぶことができます。
また、学生は大学での特定の講義と併せて習得することでDCCレベル1の受験資格を得ることが可能となります。
一般社団法人 エゾシカ協会 シカ捕獲認証(DCC)
「酪農学園大学野生動物保全技術実習(冬編)」活動報告
1日目
初日は西興部村に到着後すぐに出猟し、流し猟で2頭のエゾシカを捕獲することができました。
その後は全員でスノーシューを履いて雪原のなか捕獲個体の回収をし、解体場へ持ち帰った後は計測や内臓摘出を行いました。
摘出した内臓を実際に触れながら細かく学習しました。
その後は全員でスノーシューを履いて雪原のなか捕獲個体の回収をし、解体場へ持ち帰った後は計測や内臓摘出を行いました。
摘出した内臓を実際に触れながら細かく学習しました。
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流し猟にて発見したシカを伊吾田先生が捕獲している様子。
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学生全員でスノーシューを履き、現場を確認したあとにロープを使って回収しました。
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地形や雪に手こずりながら頑張りました。
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回収後は速やかに解体場へ、衛生的な内臓の摘出について実際に見て触れて学びました。
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2~4日目
2日目以降はビームライフルやモデルガンを用いた射撃姿勢・狙点について・現場での状況判断などの実習、1日目に捕獲したシカの大バラシ・抜骨・精肉などの解体実習、ゲレンデや林内での山スキー実習が行われました。
晩ご飯では鹿肉を用いたカレーなど、毎日鹿肉をふんだんに使って学生たちが自ら調理していました。
晩ご飯では鹿肉を用いたカレーなど、毎日鹿肉をふんだんに使って学生たちが自ら調理していました。
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ビームライフルを用いて射撃姿勢や狙点について、実際に体験して学びました。
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立射の実習中、だんだんと左手が疲れてきて銃口が安定しなくなっていく…
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ワイルドミート(解体場)の施設について学んでいるところ。
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剝皮が終わり大バラシの作業中、初見ではなかなか難しい「骨盤と大腿骨の外し方」を骨格標本を使いながら学びました。
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山スキー初体験の人が多い山スキー実習、まずは一列に並んでゆっくり緩やかな斜面を登ります。
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エゾシカのくっきりとした新鮮な足跡も観察できました。
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林内に到着し、いざ下り坂!思う存分転んで楽しんで、皆さんお疲れの様子でした。
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3日目の夜はスタッフもみんな揃っての晩御飯! たくさんの鹿肉を美味しそうに頬張り楽しみながら、ローストディアの前でポーズ!皆さんお疲れさまでした。
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お問い合せ先
特定非営利活動法人 西興部村猟区管理協会
- 住所:〒098-1501 北海道紋別郡西興部村字西興部485
- 電話:0158-87-2180
- ファックス:0158-87-2180