西興部村猟区管理協会

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酪農学園大学(2019年2月)

令和2年2月13日~17日に西興部村にて酪農学園大学の「野生動物保全技術実習(冬編)」が前半と後半に分けて行われました。13日~15日・15日~17日にそれぞれ学生14名が参加し、引率スタッフ・教員4名が実習を実施しました。当協会は現地でのサポートを行いました。なお、この実習は一般社団法人エゾシカ協会が実施するシカ捕獲認証制度(DCC)資格試験における、食肉衛生・病気などの知識や、安全な銃器(模擬)の取り扱いに関する実技を学ぶことができます。また、学生は大学での特定の講義と併せて習得することで、DCCレベル1の受験資格が得ることができます。

シカ捕獲認証制度(DCC)

「酪農学園大学野生動物保全技術実習(冬編)」実施報告

1日目…シカ猟実習
初日は13時から流し猟を行いました。前半はシカを捕獲する瞬間を見ることはできませんでしたが、後半ではシカの発見から発砲するまでを見学し、捕獲されたシカが倒れた場所まで登って学生の皆さんで引き出しを行いました。その後、解体場で計測と内臓摘出を行い、衛生的な内臓摘出の方法を学びました。また、内臓の各器官の形態やシカの栄養状態、健康状態を調べる方法、肝臓の寄生虫である肝蛭(かんてつ)のことなどを学びました。


 
    • 西興部猟区管理協会学生実習ハンティング見学

      バスに乗り込み、流し猟見学に向かいます

    • 西興部猟区管理協会学生実習ハンティング見学

      道中、離れた斜面にいるシカを目視しました

    • 西興部猟区管理協会学生実習ハンティング見学

      シカを捕獲後、捕獲された状況について解説を受けます

    • 西興部猟区管理協会学生実習ハンティング見学
    • 西興部猟区管理協会学生実習ハンティング見学

      スノーシューを履いてシカを引き出していきます

    • 西興部猟区管理協会学生実習ハンティング見学
    • 西興部猟区管理協会学生実習ハンティング見学

      シカの体サイズの計測、内臓摘出、シカの健康状態をチェックします

2日目…解体実習・安全管理実習・ビームライフル実習
翌日は、午前中にシカの解体を行い、剥皮から大バラシ、抜骨まで行いました。学生の皆さんも剥皮、大バラシを体験し真剣にメモや写真をとっていました。午後はモデルガンを用いて銃器の安全な取り扱い方を学ぶ安全管理実習、競技用ビームライフルを用いて射撃姿勢について学ぶビームライフル実習を行いました。実際に弾が発射されることはありませんが、発射まで引き金に指は入れないなど、実際に銃を使用する際と同様の緊張感を持って臨みました。
    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習

      西興部村の解体場について説明を受けます

    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習

      各部位のどこに刃を入れるかポイントを学びます

    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習
    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習

      学生の皆さんも実際に解体を体験します

    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習

      最後にブロック分けを行い、解体は完了です

    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習

      安全管理実習の様子

    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習
    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習

      模型のシカに対し、発砲可能な状況であれば発砲姿勢を取ります

    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習

      ビームライフル実習の様子

    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習
    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習

      立射や座射など、様々な姿勢を試します

3日目…山スキー
実習最終日には、シールつきの山スキーを履いて宮の森を歩く山スキー実習を行い、12時に終了しました。
    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習

      後半組では中原会長の昔の山スキーを説明していただきました

    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習

      最初は歩くのもやっと

    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習

      なかなか斜面が登れません

    • 西興部猟区管理協会 酪農学園大学学生実習

      帰り道は滑り降りていきます