西興部村猟区管理協会

第31回(2018年11月)

新人ハンターセミナー
2018年11月30日~12月2日、「西興部ハンティングスクール」第31回西興部村猟区新人ハンターセミナー<基礎編>を開催し、酪農学園大学の伊吾田宏正氏、森林総合研究所北海道支所の松浦友紀子氏を講師として迎え、全国からハンター6名を含む12名の方が参加しました。

例年、基礎編と応用編に分け、年2回実施しているこのセミナーでは、エゾシカの生態・獲物の探し方・銃の取扱い方法・狙点の科学・射撃実習・解体および料理方法など、座学や実習を通して総合的な狩猟技術を学べます。

第31回新人ハンターセミナー報告

1日目

ガイダンス・射撃実習・室内講義
初日は、ガイダンスと自己紹介の後、村内の射撃場を利用し射撃実習を行い、2射座を使用し50mを交代で利用しました。その後、室内講義を行いました。初めに伊吾田宏正氏より銃の取り扱いを中心とした準備から発砲までのプロセス、狙点や回収・解体の基本についてまとめた「シカ猟の技術」について、続いて当協会事務局長による「流し猟の概要」「西興部村猟区におけるエゾシカ地域管理の取り組み」についての講義がありました。
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      射撃実習の様子

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      射撃実習の様子

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      室内講義「シカ猟の技術」

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      室内講義「流し猟の概要」「西興部村猟区におけるエゾシカ地域管理の取り組み」

2日目

流し猟
翌日、6時30分に集合し、3台のガイド車と同行車1台でそれぞれの猟場へ向かいました。出猟は、車を走らせシカの探索を行い、発見し次第射手が車から降り発砲する「流し猟」と呼ばれる方法を行っています。今回はシカの目視はありましたが、捕獲には至りませんでした。
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      早朝の集合なので外はまだ薄暗いです

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      車に分乗し、出発します

解体(剥皮・大バラシ・抜骨)・ビームライフル実習
朝食休憩の後、事前に捕獲していたシカの「剥皮・大バラシ・抜骨」を行いました。参加者の皆さんも剥皮を実際に行いました。

昼食を挟んで「ビームライフル射撃実習」を行いました。ビームライフルは、光によって的を射る競技で、銃の所持許可がない方でも射撃を体験できる光線銃です。重さはスコープ付のライフル銃程度であり、ボルトを操作しなければ射撃ができない構造のため、ライフル射撃に近い体験ができます。射撃姿勢を確認しながら、2名ずつビームライフル射撃を体験しました。
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      解体のいろはを実際に見ながら学びます

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      参加者の皆さんも剥皮を行いました

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      部位ごとに分かれた肉を抜骨していきます

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      ビームライフルを用いて射撃姿勢を学びます

料理実習・狩猟学実習
続いて「料理実習」を行い、夜の懇親会で試食する、鹿焼肉・カツレツ・ローストの仕込みを行いました。
その後、場所を鹿牧場に移し、狙点の科学・鹿の生態・距離の目測の実習の後、日没まで2回目の出猟に出ました。夜は懇親会を行い、料理実習で仕込みを行った料理などを食べ、参加者同士やスタッフとの交流を深めました。

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      鹿牧場にてシカを間近で観察します

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      懇親会では互いに交流を深めました

3日目

室内講義
最終日は松浦友紀子氏からシカの分類・形態・生活史をまとめた「シカの生物学」、シカ肉の成分やおいしく食べる方法をまとめた「シカ肉の話」ついての室内講義があり、最後に質疑応答とアンケートへの記入を行い、終了しました。

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      室内講義「シカの生物学」「シカ肉の話」

お問い合せ先

特定非営利活動法人 西興部村猟区管理協会

  • 住所:〒098-1501 北海道紋別郡西興部村字西興部485
  • 電話:0158-87-2180
  • ファックス:0158-87-2180