まず、エゾシカの脂を使ったロウソク作りを行いました。脂身から抽出して固めたシカ油を見た子供たちはチーズとかチョコレートみたいだと言っていました。シカの脂を湯煎し、クレヨンを混ぜて着色、冷やし固めます。

 上興部地区米田の沢へ移動し、スノーシューを履いて森に入りました。まず酪農学園大生が考えた、リスになって隠されたエサを探すネイチャーゲームを行いました。エサに見立てた飴を足跡を頼りに探します。子どもたちは元気に駆け回って飴を見つけていました。その後、2班に分かれ森を散策し、上空を飛ぶオオワシ、ウサギやシカの足跡、キツツキの開けた穴などを観察出来ました。

 　フィールドから戻るとお昼ご飯のシカのバラ肉とすね肉のブラウンシチューが準備されており、おいしくいただきました。みんなお腹がすいていたようでシチューとパンを何度もおかわりしていました。

最後に子レンジャー認定式を行い、西おこっぺ村ワイルドライフ教室全3回すべてに出席した子に認定証を授与しました。今年度は12名の西おこっぺ村子レンジャーが誕生しました。

 「この活動は、子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成金交付により実施しています。」